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■発表会のようす(2021.6.29)
■企画展のようす(2021.12.15~26)
■素材研究室 CMTELでの展示会(2022.6.1~24)
デュポン・MCC株式会社
「
手にとると、その繊細で柔らかな感触が伝わってきます。何を盛りつけようか?と食風景のイメージが広がる食器です。
12mm厚の
人工と自然という概念が人の感性にもたらすものとは?をテーマにしたワークショップ。本物の石ころと
このプロジェクトは、プロダクトデザイン専攻4年高橋 凜太郎 さん が個人的に
その後、高橋さんが所属するTama Creative Guild(TCG) のメンバーへ
最初にオンラインでの
今回のワークショップ開催にあたり、私たちとしては、将来のデザイナーたちに、
タイベック®製のジャンパーを着て、さあスタートです!
まずは
接着剤を注入。この季節だと圧着して待つこと数十分で接着剤が乾きます。それをまずはカンナで粗削り。あとは平滑になるまでサンダーで磨きます。専用接着剤を使用することで、継ぎ目がほとんど目立たない、きれいな仕上がりになります。
今度は曲がることの体感。
本来は加工屋さんの工場の大きなオーブンで135℃~160℃程度まであたため、オスメスの木型にあてて成型します。今回は簡易的に家庭用トースターを使用。あたたまった
みんな手先が器用で、作業はとてもスムーズに進んでいきました。
6/29に開催した成果発表会の様子をご紹介します。
メンバーは4/23の加工ワークショップで初めて
その作品はとても完成度の高いものでした。
1:音、2:味覚、3:感情という目には見えないものを
最初はレコードです。
始めて「
“実は身近にあるけど一般的には認知されていない
カラーバリエーション豊富な
「今後レコードジャケットも
次はカトラリーと食器です。
“
質感や重量感にもこだわりながら、こちらも試行錯誤の末に出来上がった作品を通して、和の食文化の奥深さを私たちも再認識させてもらいました。この器にどんなおかず盛りつけようか。想像するだけでワクワクします。内装材として使用される
そして人工大理石と天然石の1要素を抽出して、それら素材のもつ本質と向き合うワークショップ企画。
河原で拾ってきた石。その石と同じ形を
何故
真摯に
メンバーたちの試行錯誤の様子はこちらのサイトからご覧いただけます。
p_CORIAN® x TamaCreativeClub | Design System (notion.so)
東京ミッドタウン・ミッドタウンタワー5F デザインHUB内の多摩美術大学TUBで、同学の学生コミュニティであるTCG(Tama Creative Guild)とデュポン・MCCとの産学共同展示会「Creative Confluence ~人工大理石の探求~」が開催されました。
TCGの紹介、本コラボレーション企画の紹介と歩み、
Creative Confluence直訳すると創造的合流。Confluenceには、合流点、群衆という意味がある。私たちは学科・学部、さらにアート・デザインの枠組みを超えて、個人のクリエイティブを合流し作品を生み出した。その通過点として、この展示がある。大学は、別々の専門領域やバックグラウンドを持つ人間が集まる。しかし、意識的に交わることがなければ個々の領域は分断してしまう。そのため、私たちは意識的に個々のクリエイティビティを交わらせることで環境や専門領域をより活かすことができると考える。今回私たちは、「CORIAN®をもっと身近に」というテーマをもとに、作品を制作した。展示では、CORIAN®という素材を手にした時から完成するまでのプロセスや最終的な制作物を紹介する。一つの素材に対して思考を重ねる中で、素材から何が生まれるのか、どう生まれるのか探求の成果を是非ご覧頂きたい。
多摩美術大学の学生コミュニティ、TCGが作成した展示会案内より引用
※Tama Creative Guild (TCG)は、2021年1月に設立された、異なる領域間の交流を目的とした学生コミュニティです。
2022年6月1日から6月24日にかけ、多摩美術大学・素材研究室CMTEL (Color Material Trend Experiment & Exploration Laboratory)で「
今回は「CORIAN®をもっと身近に」をテーマとして、同大学の学部を横断した学生コミュニティ「TCG(Tama Creative Guild)」の手による作品を展示したものです。各作品の制作グループより、代表でお一人ずつそれぞれの作品について語っていただきました。
普段はキッチンウンターなどによく使われる
1作目は
展示では、鑑賞者から「実際に購入することは可能ですか?」と聞かれたこともありました。
作品を通じ、鑑賞者が自分だけの和の食風景を想起する。
これが自分の狙った状況でしたから、大変嬉しい質問でした。
過去に、木の原盤を使い、これと同様にアナログレコードを制作された方がいらっしゃって、その加工手法を応用したものです。
この作品では、原音に比べてノイズが乗っているものの、音楽として認識できるレベルまで加工精度を上げることができました。実際に音が鳴るまで試行錯誤の連続でしたが、成功してみると「
制作では、まず河原などで拾った自然石を高精度3Dスキャナにかけ、デジタル空間上の3Dモデルを生成。このモデルデータを使ってNCルーターを動かし、
来訪者の投票結果次第で毎回異なる地層が生み出されます。本来、自然のモノであるはずの地層を、質問への返答を通して自らの手で作り出す行為を楽しんでもらえればと思います。
この作品はすごく好評で、毎回、面白い模様が生まれています。
個人的には、